‘Metropolis. I’

仙台箪笥Studio SWINE

武家や商屋の箪笥として生まれた重厚な仙台箪笥の伝統様式に、浮世絵にインスピレーションを受けたグラフィカルでフラットな模様が融合された、全く新しい解釈による仙台箪笥。日本の木版画のダイナミックな幾何学模様と平面性、そして1960年代のメタボリズムにインスパイアされたこの新しい箪笥のデザインは、日本の伝統工芸と先鋭的な建築運動を、「機能的装飾」として遊び心たっぷりに融合させている。
Year: 2024
Material: Wood, Urushi (Lacquer)
Size: L40 x W144 x H110 cm / 2024)
武家や商屋の箪笥として生まれた重厚な仙台箪笥の伝統様式に、浮世絵にインスピレーションを受けたグラフィカルでフラットな模様が融合された、全く新しい解釈による仙台箪笥。日本の木版画のダイナミックな幾何学模様と平面性、そして1960年代のメタボリズムにインスパイアされたこの新しい箪笥のデザインは、日本の伝統工芸と先鋭的な建築運動を、「機能的装飾」として遊び心たっぷりに融合させている。
Year: 2024
Material: Wood, Urushi (Lacquer)
Size: L40 x W144 x H110 cm / 2024)

仙台箪笥

仙台箪笥の歴史は江戸時代まで遡ると言われる。もともとは刀や着物、証文などの大切な物を収めるための武家や商屋の箪笥として生まれ、堅牢さや防犯性などの実用性が重視された。明治になると庶民の間でも人気が高まり、美しい漆塗りや華やかな金具などの美術的要素が加わり、独自の発展を遂げている。

Designer

Studio SWINE

日本人建築家の村上あずさ・英国人アーティストのアレキサンダー・グローヴスによるデザインユニット。アート、デザイン、映像などの分野を超え、深いリサーチをベースに、科学者や経済学者など様々な領域とコラボした作品で注目される。 世界最高峰のPace Galleryとも契約し、作品はMoMAやポンピドゥセンターにも収蔵されている。

Official Website

Artisan

湯目吏吉也

仙台箪笥協同組合、事務局長。㈱湯目家具百貨店、専務取締役。江戸末期から宮城県仙台市を中心に製造されてきた伝統的工芸品、仙台箪笥。同社は明治4年創業。東日本大震災を機に認知度向上と伝統継承の必要性を感じ『国の伝統的工芸品指定』を受けることに尽力。伝統の繋ぎ手として職人と共に新たな挑戦を続けている。

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